素敵なアトリエ空間best5 – 作品を生み出す創造の場所!

K.Matsunaga K.Matsunaga
Re-KOH House 1985~2015, Kikumi Kusumoto/Ks ARCHITECTS Kikumi Kusumoto/Ks ARCHITECTS Pasillos, vestíbulos y escaleras de estilo moderno
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自ら作品を創造する仕事や趣味を持つ方にとって、自分のアトリエを持つことは夢のひとつでもあるかもしれません。それが暮らしを送る家と兼用であったり、また独立したギャラリーと兼用する場所だったりと、さまざまな形で作品を生み出す拠点があると、作家にとってはさらなる活力ともなるでしょう。さまざまな職種や創造する作品の形によって、心地よいアトリエの形も千差万別。アトリエそのものが作家としての作品になることも珍しくないでしょう。今回ご紹介するのは、創造のベースであるアトリエ空間best5。心に響く作品の数々が生まれるアトリエを見てみましょう!

ギャラリーと創作空間を持つ写真家のアトリエ

庄司寛建築設計事務所 / HIROSHI SHOJI ARCHITECT&ASSOCIATESの手がけたこちらは、1Fにギャラリー、2Fに創作空間を持つアトリエです。アプローチ側の「南の庭」、景色を眺める「北の庭」を持ち、それぞれの庭を借景としてギャラリーと一体化する空間をデザインされました。大きな窓から自然光が差し込み、シンプルで静謐な空間に美しい陰影を生み出します。豊かな緑の借景と、写真の作品のコラボレーションで、作品のストーリーについての創造性も膨らみ、引き込まれるように作品を鑑賞できるようです。静かで穏やかな空間の中、小さな美術館のように空間を楽しむことができるでしょう。本プロジェクトについては「根岸のアトリエ / Atelier in Negishi」で他の写真をご覧いただけます。

デザイナー夫婦のためのアトリエ併用住宅

設計事務所アーキプレイスの手がけた、陶芸デザイナーのご夫婦のためのアトリエ併用住宅です。豊かな緑の広がる、都内でも恵まれた環境にあり、イギリスの陶芸家のアトリエのような、モダンな雰囲気を醸し出す陶芸アトリエが一階にレイアウトされました。ガーデニングも趣味の住まい手が自ら手がけた、フランスの田舎にあるような庭がアトリエの外には繋がり、趣味を楽しみながら作品作りに集中できる環境も魅力です。光を通すガラスのディスプレイ棚は間仕切りのパーテーションとしても利用され、作品の存在感を引き立たせる演出に大活躍。光が隅々にまで届くような、シンプルモダンなディテールも魅力です。本住宅については「緑あふれるアトリエのある家」で他の写真をご覧いただけます。

時代に合わせて改装をしながらリニューアルする家

KIKUMI KUSUMOTO/KS ARCHITECTSの手がけたこちらの家は、コマーシャルフォトグラファーとスタイリストご夫婦のアトリエ併用住宅です。1985年に初めの改装が完成して以来、現在も断続的に改装を重ねている住まい。その時代やライフスタイルに合わせて進化し続け、フレキシブルでユニークな暮らしを実現する家となっています。アトリエ自体は初めは彫金をするスペースだったものが、現在は陶芸へ変わり、ご主人も参加されるようになり今ではご夫婦二人の楽しみとしても作品作りに励まれています。一度建築するとそれに合わせて住む、のではなく、そのときどきを全力で目一杯楽しむライフスタイルを叶え、人生を豊かに謳歌する素晴らしい住まいとなりました。本住宅については「時代に合せて改装を、ものづくりの家「Re-KOH House」」で詳細をご紹介しています。

画家夫婦のためのアトリエ併用住宅

塔本研作建築設計事務所の手がけた、ご夫婦で画家である住まい手のためのアトリエ併用住宅です。間口が狭く奥に細長い、京都八幡市の地域柄に特徴のある敷地でした。アトリエは1階、作品の収蔵と製作をするためのスペースとして広々と設けられています。芸術を創り出される場にふさわしいようにと建築家は、平面だけでなく立体的なレイアウトやディテールにこだわりながらデザインしています。作業がしやすいモルタル土間の空間に、温かさを感じる木で包まれたインテリア。たっぷりの収納や二階からの光が降り注ぎ、集中して作業ができる環境が生まれています。合板で仕上げられた「無垢」を象徴するようなインテリアで、創造性豊かに作品を生み出すことができるでしょう。本住宅については「木の温もりに包まれて磨かれる感性!アトリエのある画家の家」で詳細をご紹介しています。

建築家が暮らしをデザインするアトリエ

建築家である風景のある家.LLCの手がけた、住宅や暮らしをデザインするための「風景のアトリエ」。四季折々の植物や木々に囲まれ、年中変化する景色や自然を楽しむことができる環境にあります。もとは倉庫をリノベーションし、こちらのアトリエにされた建物。素朴な外観でありながら、室内はナチュラルなウッド素材やタイルなどがあしらわれ、まるでカフェのような居心地の良いインテリアに仕上げられています。ゆるやかなワンフロアの中にコミュニケーションが取りやすい動線や、暮らしをイメージしやすいショールームのような役割も持ち合わせるようデザインされています。本プロジェクトについては「風景のアトリエ」で他の写真をご覧いただけます。

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