田舎vs都会。それぞれの家づくりや暮らしにおける魅力とは?

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
あおいやね, 尾日向辰文建築設計事務所 尾日向辰文建築設計事務所 Casas de estilo ecléctico
Loading admin actions …

田舎でのんびりとした暮らしを送るのか、あるいは都会で便利な生活を選ぶのかで悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。余裕のある暮らしと利便性の高い暮らしで、大まかにその2つの地域での生活をイメージしているかと思いますが、実際にはどのようなメリットがそれぞれの土地での暮らしにあるのでしょうか。そこで今回は、田舎と都会それぞれの家づくりや暮らしにおける魅力について紹介していきたいと思います。

田舎:敷地の広さと土地の安さ

田舎で家づくりをしていく魅力について最初に見ていくと、まず敷地の広さと土地の安さが挙げられるでしょう。都会と比較すると、はるかに安い価格で庭付きの広い土地を手に入れることは容易ですし、それによって、家のかたちも庭に開けた開放的な住まいにできたり、平屋にしても十分な床面積を確保することが可能となるでしょう。また、土地が安ければ、その分建物の方により多くの予算を費やし、家自体の性能などを高めていくこともできるようになります。

田舎:外に開けた明るく開放的な住まい

土地が広いということは、隣家との距離が十分に保つことができることにもなるため、都会のように隣家によって家の中に入ってくる光や風が遮られることもなく、光や風が入り込んできやすい明るく開放的な住まいとなります。また、隣家との距離が離れていることに加えて、人通りも少ないことから、外からの視線を気にする必要もほとんどなく、リビングに大開口を設けて、庭と室内が一体となるような開放感も生み出すことが可能となります。

写真:明 直樹

▶「住まいの写真」ページでは様々な種類の庭を紹介しています。◀

※ 庭の写真ページ

田舎:子育てにも安心な健康的な環境

田舎暮らしを考えている方の多くは、その健康的な環境に魅力を感じているのではないでしょうか。こうした環境は、車の排気ガスやたばこの煙などに悩まされる都会ではなかなか見つけることが難しいものです。新鮮な空気だけでなく、食べ物、さらには近隣との人との関わり方の面でも、田舎暮らしは子育て世代にとっても安心となる健康的で健全なものと言えるでしょう。

都会:限られた敷地を有効利用する都市型住宅

最初に述べたように、都会での家づくりではどうしても土地が限られたものになることがほとんどです。そのため、都市型住宅と言われる建物が密集する地域に建つ住まいでは、3階建てや4階建てといった多層階にすることがよく見られます。これによって、限られた敷地でも十分な床面積を確保することだけでなく、下の階ではほとんど光が差し込んでこなくても、上の階では光や風、さらには開けた眺望が保たれる住まいにすることが可能となります。

【多層階住宅については、こちらの記事でも紹介しています】

※ 狭い土地でも広々とした余裕のある住まい!多層階住宅のメリットまとめ

都会:利便性の高い暮らし

都会暮らしを考えている方の多くは、その利便性の高い環境に魅かれているのではないでしょうか。仕事場や学校まで近い距離の土地を見つけることも難しくありませんし、万が一距離が遠い場所に家を構えても、電車やバスといった交通機関で十分に通勤・通学が可能となります。また、買い物さらには娯楽などにおける施設等が比較的近くにあるため、生活のあらゆる面で不便さを感じることのない暮らしを送ることができるでしょう。

都会:狭い土地でも豊かな暮らしを送れる住まいに

狭小敷地といったように、都会では土地の狭さが家づくりにおけるマイナス面となりがちです。しかし、狭い土地だからといって家の中での豊かな暮らしをあきらめるのではなく、あなたの生活スタイルに合わせながら工夫をしていくことで、十分に狭い土地でも豊かな暮らしを送れる住まいにしていくことは可能です。そうした都市型住宅について豊富な知識と経験を持つ建築家に依頼すれば、空間が豊かになるだけでなく、あなただけのオリジナルの住まいを手に入れることもできるはずです。

▶homifyで建築家を探してみませんか?無料で使える募集ページで見つけましょう!◀ 

理想の建築家を見つけるための建築家募集ページ

¿Necesitas ayuda con tu proyecto?
¡Contáctanos!

Destacados de nuestra revista