家の顔「門扉」とは?印象に残る門扉を持つ家15選

A.Imamura A.Imamura
寺内の家, 株式会社岡本工務店 株式会社岡本工務店 Casas de estilo industrial
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門扉からアプローチへ、そして玄関へと続くエクステリアは、住まいの第一印象を与える場所です。どんな家に見せたいかは門扉の選び方ひとつで大きく変わります。デザインはもちろん、開け方や機能、素材までさまざまなタイプがあります。今回は、印象に残る門扉15選をご紹介していきます。

門扉格子が美しい「平成の京町屋」の認定を受けた家

格子や瓦といった京町家の要素を取り入れつつも、シンプルさとモダンさをまとった住宅。この住まいは、京都市が進める「平成の京町屋」の認定を受けた住宅でもあります。門扉の有無は住宅の防犯性にも大きく影響します。住宅の敷地と道路の境目を設置し、侵入者を拒む役割があり、格子戸は防犯面で有利だとも言われています。


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外構としての門扉

門扉は、外構の一種です。門扉によって住宅と道路の間に境界線を設けることで、家族のプライバシーを守る役割も果たします。その高さやデザインにはさまざまなタイプがありますが、こちらはぐるりと囲まれた高い外構でしっかり内と外を分けるデザインに。


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細い路地のアプローチで

敷地によって門扉の有無を考える必要性があります。この住まいは、左脇にある細い路地を抜けて住宅部分へアプローチするデザインに。屋根・外壁に瓦・杉板に代えて金属板を用い、路地・坪庭・犬矢来・格子・簾・暖簾など、町家を形づくる要素を取り入れながら上品に作られています。細長いアプローチは、街の喧騒から一旦静かに間をおいて帰宅することが出来るという効果もあります。



【住まいについては、こちらの記事でも紹介しています】

 ガレージライフを楽しむ住まい

敷地内でリラックスして過ごせる

最近は、門扉を設置しないオープン外構の家も増えてきていますが、敷地内でリラックスして過ごすためにも、内と外の空間を区別する門扉の設置がおすすめです。こちらは門扉を通り、美しい和庭が広がる住まい。安心して上品な和庭を愛でることが出来ます。

二階部分をセットバックし、自然な境界線をつくる

二階部分が屋根の様に突き出した外構は、前面道路から圧迫感なく自然な境界線をつくります。オープン外構は、駐車場としても機能するので便利。防犯と目隠しを兼ねて設けられた木の格子は、優しい手触りや質感を住まいの外観に与えています。

趣のある玄関

こちらは、大正時代に建築された趣のある京町家のリノベーションです。昔ながらの佇まいを出来るだけ残しながら行われたリノベーションでは、建物正面の格子戸意匠が目を惹きます。京町屋は門扉と言うよりは、鰻の寝床とも呼ばれるその細長い間取りと土間で玄関空間をつくります。表通りから奥庭まで通じる通り庭がアプローチの様な役割を果たします。


オープン外構、それともクローズ外構

近年人気を集めるオープン外構は、敷地のまわりに塀などをつくりません。目隠しや防犯になる高さの塀はなく、簡単にまたげる低いフェンスや生垣などで敷地を囲った開放的な外観です。一部分だけ外構をつくることや、開放的な門扉デザインを設置するなどといったことも可能です。

玄関格子扉と小さな庭

玄関の格子扉を入ると、玄関の前にささやかな植え込みのある住まい。初夏に新緑を、秋には紅葉を届けるヤマモミジが植えられ、上部は解放されており光と雨が樹木に降り注ぎます。玄関を開けると季節を感じることのできるプライベートなスペースとして活躍します。

素材やデザイン選びで変わる住まいの印象

こちらの門扉は、黄色のポストと背の低いスチールフェンスが選ばれています。しっかりと道路側と住まいの境界線を区切りながらも、視線が抜けるので、無垢材の玄関扉や外壁の色がより惹き立って見えます。玄関横に、自転車や植物等を飾ることで、外観の印象も変わりますね!

しっかりと囲まれた外壁と門扉

この平屋の住まいは、中庭を挟む形で構成されるコートハウスです。プライベートをしっかり守るコートハウスの門扉は、高い外構と門扉で、重厚感や安心感のある印象を与えます。外構デザインが大きく住まいの印象を左右するので、外壁素材や色にもこだわってみましょう。

クレジット: 冨田英次

門扉を入って続く上品なアプローチ

門扉をくぐると数種類の上品な和のアプローチが続く住まい。季節を感じられる和の植栽が美しく、落ち着いた雰囲気に仕上げられています。門扉とアプローチのデザインを統一することで、住まいの外観が際立ちますね。

クレジット: Photo by : 匠ガーデン

オープン外構と和のアプローチ

こちらも石材を絶妙に組み合わせた和モダンなアプローチの住まい。オープン外構で、石のアプローチの美しさを効果的に魅せます。限られた敷地の広さで駐車場を確保したいときに、オープン外構はメリットがあります。アクセントを際立たせるシンプルなエクステリアを選んで、お洒落にまとめてみましょう。

クレジット: Photo by : 匠ガーデン

モノクロと異素材を組み合わせたファサード

門扉や外構の色も外観の印象を左右します。こちらの住まいの外構の塀は、建物の外壁と同じ杉板を黒塗装したもの。屋根はガルバリウム鋼板。外壁、塀の板材には美山町産の杉板を使用し、異素材を組み合わせながらも色をモノトーンに統一し上品に仕上げています。

焼杉板の外壁が印象的に残るデザイン

方形屋根に覆われたシンプルな外観を際立たせるように、門扉はなく、アプローチから玄関へと続きます。外壁は焼杉板で構成され、1200mmの深い軒の出による陰影の移ろいを楽しむことが出来ます。こだわりのある印象的な外壁を際立たせるように、アプローチはさりげなくシンプルにデザインされていますね。

景観に馴染む町屋の門扉

こちらは昔ながらの長屋が残る住宅地に立地する住まい。瓦屋根、杉板張りの茶と白い漆喰のコントラストや木製建具の開口部が美しく景観に馴染みます。一階の外壁の杉板張りにあわせた低い門扉にも職人の匠の手技が生きています。

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