小さな家に大きなキッチンを造るのは難しいですよね。小さいキッチンは使いづらくて収納も足りず、いつも物が溢れてごちゃごちゃ… … なんてことはありません!コンパクトでも機能的で使いやすい小さいキッチンはあります!重要なのはレイアウトとキッチン自体のデザイン。今回は【小さな家に完璧にフィットするキッチン15】をお届けします。ぜひ参考にしてみて下さいね。
アイランドキッチンは広々とした家だけのものではありません。アイランドキッチンでもコンパクトなサイズなら小さな家にもぴったりフィット。オープンプランのLDKでもスペースを圧迫せず、ゆるくゾーニングする機能もあります。キッチンへの行き来も楽ですよ。
▶「住まいの写真」ページでは様々な種類のミニマルデザインの小さいキッチンを紹介しています。◀
※ ミニマルデザインの小さいキッチンの写真ページ
小さなキッチンのレイアウトでは仕切り家具すらスペースを消耗する元となります。そんな小さいキッチンのレイアウト時は色を使ってゾーニングがおススメです。家具を置きづらい小さなスペースはエリアがぼんやりしがちですが、こちらのようにキッチンはキッチン、ダイニングはダイニングと、それぞれの色を一色決めるとしっかりキッチンのレイアウトとゾーニングができます。
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こちらは空間のくぼみに造られたかなり小さなキッチン。チープな品質のキッチンでは簡易的で安っぽい存在感を醸し出し、部屋全体が垢抜けない雰囲気となってしまいますが、こちらはシンプルかつ洗練されたカントリースタイルのデザインなので、むしろ部屋のスタイルを強化することに成功しています。
【住まいづくりついては、こちらの記事でも紹介しています】
L字型、U字型と色々な形状のキッチンがありますが、こちらはT字型!カウンターに四人以上座る場合は手前と奥、両側のスペースを使えるので便利です。
こちらは小さな角を活用した小さなキッチン&ダイニング。一人or二人暮らしなら十分いけるサイズです。角のサイズに合わせたテーブルを選ぶことが大切です。一人暮らしに使いやすいキッチンですね。
小さな空間では光を拡散させることがとても重要です。キッチンも白、または色を使いたい場合は明るいパステルカラーなどを選びましょう。
水平方向に十分なスペースが無いのなら垂直方向をしっかり活用します。こちらのキッチンは電子レンジも上部のキャビネットに組み込んでいるので、補助の台や棚を置く必要がなくスペースがすっきり広々。
ミニマルスタイルのキッチンは小さい家にぴったり。さらに壁色と統一するとキッチンの存在感が薄くなり、圧迫感を抑えることができます。白なら光を拡散するのでスペースがより広く見えます!
小さいキッチンの壁面収納は心強い味方です。さらにキッチンの壁面収納は「見せる」と「隠す」のバランスに配慮すると、グラスを並べるだけでもおしゃれなカフェやバーのような装飾的なディスプレイを作ることができますよ。
キッチンを丸ごとすっぽり隠すことができる折り畳みドアを設置すれば、限られた空間をフレキシブルに使用することができます。ドアを閉じてダイニングテーブルを移動し、布団を敷けばキッチン&ダイニングが寝室に早変わり!なんて荒技も可能。
高さが揃っていなかったり凸凹があるデザインのキッチンは、スペースを無駄にするばかりか調和の無い印象となってしまいます。小さな家にはフラットでミニマルなデザインを選んで、使いやすいキッチンにしましょう。
限りあるスペースを最大限に生かしコンパクトかつ使いやすいキッチンを手に入れるには、専門家であるキッチンプランナーの力を借りるのが一番確実です。同じ面積の家でも住人の数やライフスタイルによって必要とされるニーズは異なるため、サイズがフィットしていたとしてもそれが機能的で実用的なキッチンとは言えないからです。
こちらのように広々としたキッチンに憧れる気持ちはよく分かります。でもこの広さ、本当に必要ですか?必要なものすべてが手に届く場所にある小さなキッチンの方が実は実用的かもしれません。小さな家だとしても機能や居心地の良さが劣っている訳ではありません。アイデアと工夫次第で快適な生活は手に入ります。
小さな家の小さなキッチンの収納家具は慎重に選ぶことで、使いやすいキッチンになります。また、テーブル、スツールなど家具の種類に限定せず、デザインはスリムで軽やか、視線が抜けるものがおすすめです。例えばこちらの透明な椅子。四脚並べてもスペースを消耗している印象を抱かせません。
これから家を新築する、またはリノベするという場合はオープンプランをおすすめします。例えば三つの小さな個室もひとつのオープンスペースとなれば、開放感や伸びやかさを感じることができます。小さく使い辛かったキッチンも壁を取り払うだけで、驚くほどの広さと開放感を得ることができますよ。
【キッチンについては、こちらの記事でも紹介しています】
小さいキッチンではアイランドキッチンのサイズに適した十分な広さがあるかが問題になります。調理作業に加え、キッチン収納や引き出しを効率よく使うには、ワークエリアには最低80センチのスペースが必要になるでしょう。複数人で調理するなど安全な動きを確保しておきたい場合は、アイランドキッチンのワークエリアサイズは1メートルは確保したいですね。
こちらは細長いLDKのキッチンとダイニング。調理場はコーナーに機能的に設けられ、シンクのある調理カウンターにはダイニングが併設されています。調理場の動線をしっかり確保でき、またダイニングとの距離が近いシンプルで省スペースなレイアウトですね。