白を基調とした部屋のコーディネートって?

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白い部屋のコーディネートは日本住宅で一般的です。いろいろな色とコーディネートしやすいのはもちろんのこと、部屋を広く感じさせる効果があるため、小ぢんまりとした賃貸物件では頻繁に使われています。今回は、白い部屋のコーディネートとはと題し、白を基調とした部屋のカラーの組み合わせ方法について考えていきます。白を活かした部屋の色合いとインテリアづくりを学んで、模様替えなどの折の参考にしてみてくださいね。

白い部屋のコーディネートにウッディテイストを加えて

白を基調とした部屋のインテリアというと、ちょっと寒々しく感じてしまうこともあるかもしれません。部屋の色合いをスタイリッシュかつ温かみのあるコーディネートにするためには、どういったことに気を付けるとよいのでしょうか。こちらのリビングの白コーディネートでは、白とグレーをベースにした部屋づくりがなされています。色合いだけ見ると冷たい印象ですが、毛足の長いラグなどを取り入れることで、暖かな質感に。さらにダイニングテーブルに木製のものを使うことで、柔らかさがアップします。


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白い部屋のコーディネートは小物でおしゃれに

白を基調とした部屋が好きな人にとっては、真っ白なホワイトコーディネートは心躍るものでしょう。キャンバスに色をのせていくと鮮やかに目を引くように、ホワイトキューブのビビットな色を加えてポイントをつくってみましょう。こちらはつくば市の建築家・Kichi ArchitecturalDesignの手がけた住まい。リビングの白い空間に、ビビットな青いソファや赤い小物などが美しく映えます。アクセントカラーが気持ちがよいほど引き立つ空間には、小物選びがスタイリッシュな家にするためのカギとなりそうです。


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白を基調とした部屋とミニマルなカラーバランス

白い部屋のコーディネートと一緒にミニマルな空間づくりを考えるならば、色選びもミニマルにまとめるのがポイントです。こちらのリビングでは、部屋の色合いはモノトーンをベースとしてコーディネートされ、フローリングに合わせて家具も同系色の白い木の素材でコーディネートされています。寂しくなりがちな部屋の色合いに、差し色として観葉植物を取り入れ、一緒に同系色のグリーンの縞のラグが取り入れられています。。


【住まいづくりついては、こちらの記事でも紹介しています】

 白い壁紙クロスの選び方

部屋の色合いは、3色にしぼって

部屋の色合いを考えるときに、大切なのは色の数です。白い部屋のコーディネートに合わせてシンプルな内装を目指すのであれば、まずは3色を目途に家具選びをするのがよさそうです。こちらのワンルームでは、リビングの白い壁にウッディカラーとソファや椅子の黒が組み合わせられています。単調になりがちなリビングの白は、アクセントカラーの配分でリズム感や奥行きが生まれます。

質感が異なると雰囲気も変わる

リビングの白は清潔感がありますが、ただ真っ白な空間では、どこか病院のように無機質なイメージがあるかもしれません。でも、質感を加えるだけでぐっと雰囲気が変わります。こちらのお宅のリビングでは、リビングの白壁の一面がタイル張りになっています。厚みの異なるタイルをランダムに組み合わせることで壁がレリーフ状となり空間に柔らかなニュアンスを与えています。岩壁を思わせるような内壁は、木に並ぶ天然素材のようで自然を身近に感じられる空間になりますね。

部屋の色合いをホワイトベージュのグラデーションでまとめる

白い部屋のコーディネートは汚れが気になると心配する人は、壁を敢えて淡いベージュにするアイデアもあります。木や土を思わせるベージュには、その色を見る人に落ち着きと安心感をもたらしてくれるといいます。自宅ではゆっくり休みたい!という方にはおすすめの色。こちらの白を基調とした部屋は、ホワイトベースに淡いベージュのグラデーションカラーでまとめられて優しい印象を演出しています。アクセントカラーとして、マホガニーの濃い茶色、黄みがかったベージュが取り入れられています。シックでありながらもナチュラルテイストなリビングに仕上がっていますね。


【住まいの色については、こちらの記事でも紹介しています】

※ 寝室の風水のために方角と色を考える


白に映える透明感のある大理石の床

こちらは白を基調としたエントランス。1階は全て約3.3mもの天井高を確保したゆとりのある白い空間は明るい印象を玄関につくります。中庭に面した大きな開口は採光と緑で来客を迎え、夜にはライトアップでその印象を鮮やかに変化させます。ホワイトで統一したインテリアは、床に透明感のある高品位の大理石・ビャンコ・カラーラを用い、シンプルながらも潤いある空間デザインに仕上げています。


クレジット: www.m-architects.me 

PHOTO:YASUNORI MAEDA

自分らしい空間に仕上げるホワイト

白を基調とした部屋は、その家の施主のパーソナリティを描く白いキャンパスのようにライフスタイルや個性を表現することができます。こちらは音楽好きの施主にあわせて、オーディオ機器やLDコレクションなどがまるで色彩のように空間に映えるインテリアコーディネートがコンセプトされています。毎日暮らす住まいだからこそ、自分らしい空間をデザインしてみましょう。

クレジット: 建築:sturdy style


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