ランドリ-ル-ムの理想的な形とは?

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ランドリ-ル-ム、ご自宅にありますか?ランドリ-ル-ムとしていわゆる家事部屋を設ける事で、お洗濯に掛かる日々の労力と時間を軽減出来ます。ただ闇雲にランドリ-ル-ムを設けてもあまり意味がありませんので、今日はランドリ-ル-ムを配置する際に気を付けておきたいポイントをまとめてみました。

ミニマリズム

ランドリ-ル-ムやキッチンと言った水廻りこそ、清潔に保ちたいものです。インテリアや見た目を重要視される方が多いですが、何と言っても掃除のし易さを一番に考える事が先決と言えるでしょう。間違ってもカフェ風デコレーションや、埃が溜まりやすいコーディネートは避けた方がベター。シャンプーや洗剤などを白や透明の容器に入れ替えるなど、グッズに拘るのも良いですが、タオルはワンカラーで上質なモノ。小物は全て収納棚に納める程度にしか所持しない事で随分と統一清潔感が生まれます。ランドリ-ル-ムの素材は、水場に適したマテリアルを選ぶ必要があります。小さなお子様や高齢のゲストの為にも床材は柔らかく、転んでもダメージが少ないタイプを選ぶと良いでしょう。すべりにくいクッション性のあるマットを敷く方法もあります。その際には常に換気を心掛けましょう。

動線を考える

ランドリールームの広さをある程度確保出来るのであれば、乾いた洗濯物をたたみ、更にアイロンをかけるなどの作業の場所も兼ねていると効率的です。庭やバルコニーなど、洗濯物をを干す場所へのアクセスが容易である点も重要ポイント。ランドリールーム内に大容量のシェルフを設けてタオルや日常使うシーツやブランケットのカバーなどを収めたり、ワードロ-プがあるお部屋や寝室をランドリールームの隣に計画すると、更に一連の工程を素早くスムーズに行う事ができます。無駄な移動時間を省けば、家事のストレスも還元します。

inバスルーム

限られた空間であってもランドリールームを設ける事は可能です。こちらは株式会社ギルド・デザイン一級建築士事務所が手掛けた東京都心の住宅の密集地に建つ延床面積72m²程度のコンパクトな邸宅です。浴室の中にランドリースペースを設けています。天窓の位置や高さも充分に考慮されていてとっても機能的。白壁に木製の足置き場がまるで海外にある住宅のバスルームのようです。浴槽と並んでシャワーも設置されています。

部屋干し

ランドリ-ル-ムがあるお宅が多いヨーロッパでは、残念ながら日本のように太陽の光をサンサンと浴びて… という環境ではないため、必ずと言って良いほど室内干し用のスペースや乾燥機といった設備を確保しています。国内であっても梅雨のジメジメとした季節や花粉のシーズンは外で干せない場合もありますよね、そんな時は天井や壁に物干し竿用のフックや洗濯物を掛けられるバーさえあれば、いつでも快適に部屋干しができます。

オープンにする

ランドリールームや例えば納戸など、散らかりが気になったり、できればお客様には見せたくない一室ってありますよね。でもそこは敢えて魅せる形にし、常に清潔感を保てば日々の暮らしがメリハリのあるものに。実はウォーキングクローゼットなどもその原理が働いているのです。脱いだ洋服をなどを戻す事が苦手であった方でも扉を閉めない緊張感があれば、綺麗に使用しようとする気持ちが働きます。結果常に整った空間がキープ出来るのです。

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