2016年のテーブルウェアのトレンドとは

林 直樹 林 直樹
DISH&BASE, kamiyama-工房 kamiyama-工房 Cocinas modernas Cerámico
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毎シーズン注目を集めるインテリアのトレンド。その中でも最近のテーブルウェアの傾向は、落ち着きつつも個性的な色、デザインが注目されています。単に派手ではなく、大人の落ち着きを持ちつつも、芯がしっかり座った個性は一時的な流行には留まらない魅力を感じることができるでしょう。この記事では、テーブルウェアのトレンドを紹介しながらも、homifyらしいキッチン空間との相性についてもご紹介します。

黄色や赤などの暖色系

テーブルウェアにおいて色は重要な意味を持ちますが、今年のトレンドは黄色や赤などの暖色系と言われています。しかしイントロダクションでも述べたように彩度や明度の高い色ではなく、落ち着きを持った深い色、自然な発色を感じる色味に注目が集まっています。キッチンとの相性で言えば、オフホワイトの空間との相性が良いでしょう。全体的に大人の印象を醸し出しながら、きちんとアクセントとして機能する黄色や赤などの暖色系は飽きのこないアイテムになるでしょう。

手作り感のあるセラミック

手作り感はここ数年間のトレンドですが、やはり根強く人気があります。均一な工業製品よりも少しづつ異なる手作りの風合いは、使えば使うほどに愛着が湧くことでしょう。色味に関してはセラミックの中でも白よりはグレーなど色相を感じる色合いの方がオススメです。こういった職人の手作りのキッチンのアイテムは細部の仕上がりに着目したいアイテムです。薄さや軽さ、微妙な光沢や素材感に職人のこだわりを感じることでしょう。写真はKAMIYAMA-工房のDISH&BASE。

ウッド調

Breakfast is on the table, 3DYpslon 3DYpslon Cocinas de estilo rústico

こちらもやはり根強い人気のウッド調。ここ数年はやはり明るい色よりは濃い色合い、ダークで落ち着いた印象の質感が人気です。特に木材本来の色が茶色から黒にかけてのものは、そもそも比較的高価だけでなく、素材として硬く、強く、傷がつきにくい(目立ちにくい)傾向があります。一方で人気なのは昔はあまり注目されなかった節ありの木材です。節目自体をデザインとして生かすことで、より自然を感じることでしょう。デコレーションにはやはり手作り感があるセラミックなどとの相性が良いでしょう。

メタリックテクスチャー

Kleine Küche mit liebevollen Details, Happyhomes Happyhomes Cocinas de estilo minimalista

今年注目したいのがメタリックテクスチャー。とはいってもギラギラしたものではなく使い込まれた、マットな金属テクスチャーに注目が集まっているようです。やはりこれも時間経過を感じさせ、派手な印象ではないという点に人気が集まっているということかもしれません。キッチンの空間としては、やはり手作り感などを感じるDIYの空間との相性が良いと思います。たとえば使い込まれたコーヒーを入れる道具など、丁寧に使い込んだインテリアに是非トライしたいところです。

ピンクとブルーの組み合わせ

ピンクとブルーは難しい組み合わせと感じる方も多いと思いますが、確かに明度や彩度が異なるとミスマッチに感じると思いますが、近い明度、彩度であれば比較的合わせやすいと思います。しかしやりすぎは禁物です。あくまでもアクセントとして。写真のようなソファーの柄に取り込んだり、テーブルウェアもポイントポイントでの使い方が、無難なコーディネートでしょう。インテリアはシンプルモダンから少しガーリーな印象まで比較的幅広く相性がいい組み合わせと言えると思います。

アクセントとしての多色使い

たくさんの色を取りれたい場合は、小さな色を寄せ集めて、それ自体をアクセントとしたほうがいいでしょう。広い面積にいろいろな色を取り入れてしまうと、まとまりが悪く、落ち着きのない印象になってしまいます。テーブルウェアであればコースターとか、小さなテーブルマット程度に抑えてインテリアを構成しましょう。空間的には落ち着きのある空間に、個性と彩りを与えることを考えると、シンプルでシックな空間との相性が良いでしょう。他にもキッチンの空間のアイディアはこちらから。他にもこちらの記事を参考にしてみてください。

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