あなたの好きな色は何ですか?青、赤、ベージュ、グレーにブラック… 。では、その中でダイニングルームに使いたい色はどれですか?
今回は色別ダイニングルーム五選を紹介します。色からインテリアを決めていく、そんな手法ももちろんアリ。色の個性と魅力を生かすことができれば、それ即ち魅力的なインテリア。どの色を選ぶかはあなたのセンス次第です!さっそく見ていきましょう。
ベーシック中のベーシック、白。何となく選んでいる方もいるかもしれません。しかし、積極的に白を選んでダイニングをコーディネートすると… こんなにもコンテンポラリーで独特の世界観を持った空間が出来上がるんです!色鮮やかな食材を使った料理がまるでアーティストによる作品のように見えてきそうな空間。木材の白、陶器の白、テキスタイルの白、と様々な白がミックスされており、豊かな表情を作り出しています。
大阪府の建築家Jun Murata | JAM によるリノベーション住宅です。
黒は使い方を間違えると部屋が暗く陰気な雰囲気になってしまいます。しかし、十分な広さがあること、外部に開けた間取りであること、自然光がたっぷり差し込むなどの条件をクリアしている部屋であれば、黒はとても魅力的で美しいインテリアを構成する要素として生きてきます。その良い例がこちらのダイニングルームです。モダンな洗練、フォトジェニックなコントラスト、家庭的な居心地の良さ… 。黒がすべてを引き立てているのです!
鮮やかなオレンジの壁と天井が印象的なダイニングルームです。家具は気高さを感じる豪華なクラシックスタイルで統一し、インパクトの強いオレンジ色の空間にも負けず、しっかり調和しています。床はややくすんだロイヤルブルーの絨毯敷き。オレンジとブルーという補色関係の二色を使った、クラシックスタイルなのに攻めたカラーコーディネートが印象的です!
靄が立つ深い森の壁紙が印象的なダイニングです。色彩効果としてのグリーンは精神を落ち着かせ穏やかな気持ちにさせる、目の疲れを癒すなどの効果があります。これらの効果を知らなかったとしても、幽玄なこの森の風景を眺めているだけで穏やかでおおらかな気分になれそうですよね。ストレスを忘れ、味覚がいつもより冴えそうな気がします。
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最後はぱっと目を引くレモンイエローのダイニングです。蛍光色にも近い彩度の高いイエローですが、モダンでミニマルなダイニングテーブル&チェアで統一して装飾品も抑えることで、子供っぽさやうるさい印象のない洗練された雰囲気となっています。これほどの派手カラーをインテリアに使う時は、それもひとつの装飾アイテム
として扱うくらいの気持ちで取り入れましょう。