リノベーションでは古い物件を安く購入し、壁や床、建具などのデザインはもちろん、間取りや機能性まで自分のライフスタイルや好みに合わせて新築のように生まれ変わらせることが可能です。自分らしさを出せるリノベーションには新築にはない魅力がたくさん詰まっていますね。今回は東京近郊のオリジナリティ溢れる素敵なリノベーションが施された住まいをいくつかご紹介いたします。
こちらのリノベーションされた住まいは、東京石川台にある集合住宅の一室です。MOY ARCHITECTS | 山本基揮建築設計が手がけました。基本的な間取りは変えずに、扉を撤去する、位置を変更する、カーテンで仕切るというように、それぞれの個室と共用部の関係が再編成されています。「3つの箱とその間」をテーマに構成されており、トイレ、キッチン、ベッドルームが納まるそれぞれの箱は異なる素材で包まれ、それぞれにベンチ、小上がり、飾り棚、収納といった小さなスペースが設けられ、その間で様々なシーンが生まれています。
こちらは東京の多磨地区にある元公団住宅のリノベーションされた住まいです。山田伸彦建築設計事務所が手がけました。基本的な断熱改修までをされていたので温熱改修はせずに、リビングの間仕切りが取り払われ広々としたワンルーム空間となりました。また、移動家具で大きな空間を仕切る事ができるようになっているため、その時々で間取りを変更できるフレキシブルな空間が実現しています。
こちらはリノベーション会社の株式会社リビタが手がけた一棟丸ごとリノベーションプロジェクト「リノア三鷹」のコンセプトルームです。リビングと書斎空間が大きな本棚で緩やかに仕切られ圧迫感もなく、その上ゾーニングがしっかりとされています。空間は贅沢にゆったりと使いつつも独立した空間が実現していますね。
東京で活躍するリノベーション会社のNUリノベーションが手がけた住まいです。古材が多く使用されヴィンテージスタイルでクールにまとまっています。玄関横にはオープンなスペースが設けられ大好きなもので溢れた趣味の部屋が実現しています。靴や本が並べられた棚は存在感のある素材で造られておりすっきりとまとまった印象です。好きなスタイルにとことんこだわって造られた空間ですね。
東京で活躍する株式会社スタイル工房が手がけた二世代住宅のリノベーションです。お父様の生活空間はできるだけ変えないよう、以前の住まいの雰囲気を残しつつ、お子さま世帯の希望するデザインや自然素材を多く取り入れながら改修されました。道路に面した南側のベランダの一部は、物干しスペースも兼ねたサンルームになりました。二重の窓と壁がホコリと騒音を防ぐというメリットもあります。
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