オープンキッチンと素敵に調和するLDKを持つ家best5

Aya F. Aya F.
新庄のスキップハウス, 一級建築士事務所シンクスタジオ 一級建築士事務所シンクスタジオ Salas modernas
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オープンキッチンは、近年の家づくりにおいて広く採り入れられていますが、それに伴ってLDK空間のつくり方にも変化が求められるようになりました。LDKという三つの異なる役割を果たす空間が一つの場に現れることにより、デザイン的な統一感はとても重要に。今回は、オープンキッチンと調和するLDKを持つ家と題し、いろんなスタイルのお宅をご紹介していきます。さまざまな形でデザインされる住空間をご覧ください。  

LDKとシックにまとまるオープンキッチン

LDK空間をカスタマイズするのに気を付けたいのは、統一感。大阪の建築家・一級建築士事務所シンクスタジオが手がけたこちらのお宅のオープンキッチンは、スキップフロアを擁する広々とした空間の一角を占めています。少しずつトーンの異なる木の色を組み合わせることで、空間にニュアンスを加えていますね。床の色に合わせたキッチンの造作棚は物が溢れがちな空間もすっきりと見せてくれています。本住宅については「新庄のスキップハウス」で詳しくご紹介しています。  

ナチュラルで開放的な空間を持つ家

こちらの家は、三重の建築家・株式会社森本設計事務所が手がけたもの。木をふんだんに使った明るく開放的な造りとなっています。間接照明を取り入れることで、柔らかな光に包まれるLDKに。オープンキッチンからは、ダイニング部分を越えてリビング、そして中庭まで広く目が届くようにレイアウトされているため、作業しながらでも家族の気配が感じられそうです。本住宅については「伊賀上野の家」で他にも多くの写真がご覧になれます。

Photo: 鳥村鋼一  

モノトーンでまとめるLDK

東京の建築家・TAPO富岡建築計画事務所の手によってリノベーションされたこちらのお宅は、広々としてオープンキッチンとダイニング、リビングが並列しています。家具やキッチンの設えも、素材感は少しずつ異なりますが、マットな黒で統一されており、間接照明とスポットライトが、シックなモノトーンの空間を柔らかく縁取ります。本住宅については「熱海Kヴィラ 伊豆山に建つリゾートマンションのリノベーション」でより詳しくご覧いただけます。  

立体的に使いやすさを追求した家

東京の建築家・株式会社ギルド・デザイン一級建築士事務所が手がけたこちらの家は、築46年のコンパクトな住宅を改装したものです。しかし、一見したところでは新築としか思えませんね。延床面積20坪弱の小さなお宅ではありますが、空間を最大限に生かしています。キッチンには釣棚を設置することにより、収納場所を増やしつつ、広さを感じられるように。小上がりのリビングの下は、大容量の収納となっています。造作家具の色、素材ともに統一されているため、空間にもゆとりが感じられますね。本住宅については「茶の間のある家_リフォーム」でより詳しくご紹介しています。  

モダンと伝統が交差するLDKのある家

東京の建築家・荒木毅建築事務所がデザインしたこちらの家は、シンプルかつモダンなデザイン。しかし、一階部には土間があり、どこか日本の伝統家屋を思わせる趣もあります。装飾性を排除したオープンキッチンは、すこぶる機能的。隣接する木製の小上がり空間がリビングとなっており、キッチンに立つ人との視線がちょうど同じくらいの高さになって、家族とのコミュニケーションも取りやすそうですね。自然光が差し込むモダンと伝統が交差する素敵なお宅です。本住宅については「CH13」で詳しくご紹介しています。  

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